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8月東京コアCPI0.3%低下、GoToトラベルで宿泊料大幅下落 - ブルームバーグ

全国の物価の先行指標となる8月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)は前年比0.3%低下と、4カ月ぶりにマイナスとなった。市場予想では0.3%上昇が見込まれていた。7月下旬から始まった「GoToトラベル」事業の影響で宿泊料が大きく落ち込んだことが響いた。総務省が28日発表した。

キーポイント

  • 東京都区部コアCPIは前年比0.3%低下(ブルームバーグの予想中央値は0.3%上昇)-前月は0.4%上昇
  • 生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIは0.1%低下(予想は0.4%上昇)ー前月は0.6%上昇
  • 総合CPIは0.3%上昇(予想は0.6%上昇)-前月は0.6%上昇
都区部コアCPIは4カ月ぶりマイナス

  総務省によると、消費者物価指数における「宿泊料」は、全国の宿泊施設における料金の平均値によって 全国一律の指数として作成されているため、東京都区部の結果には都区部以外の宿泊料金の変化が含まれている。宿泊料は前年同月比32.0%下落したが、GoToトラベル事業の影響を除いた試算値は同7.1%下落。

背景

  • 7月下旬にスタートした政府の「Go To トラベル」による宿泊料の割引が8月分から反映される。東京都発着は事業の対象外だが、宿泊料は全国一律の調査が反映されるため、都区部物価の下押し要因に。総務省は、ウエートから機械的に計算すれば、全国ベースでコアCPIを最大0.3ポイント押し下げる要因になり得ると説明
  • 巣ごもりや在宅勤務、特別定額給付金の支給などを背景に家庭用耐久財の物価はしっかり。新型コロナの影響で外出を控える動きが続く中、需要がサービスから財にシフトしている面も
  • 足元の原油価格が持ち直し傾向にある中で、石油製品価格のマイナス幅縮小はエネルギー価格の押し上げ要因だが、年初来の原油価格下落の影響が時間差で表れる電気代は下押し要因

(キーポイントとチャートを追加して更新しました)

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August 28, 2020 at 06:36AM
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