「Go Toトラベル」についてです。
札幌を目的地としたものはすでに12月15日まで割引の対象から外されています。
次に、札幌市に現在住んでいて、札幌から旅行に行く人については厳密には対象からは外されていませんが、先週、政府は12月15日までは利用を控えるよう呼びかけました。
気になるのがキャンセルにかかる料金です。
▼12月7日までにキャンセルの手続きをとれば、キャンセル料は請求されません。
▼予約を受け付けた旅行会社などはどうかというと、原則として代金の35%が国から補償されることになっています。
対象からは外さないが利用を控えてほしいという今回の呼びかけ。
新千歳空港を出発する人に受け止めを聞きました。
出張で埼玉県に向かう札幌市の50代の男性は、「経済を回すのもいいが、感染拡大を抑えるのが先なので仕方がないし、そもそも今の状況で旅行したいと思わない」と話していました。
また「Go Toトラベル」を利用して徳島県に向かう札幌市の70代の男性は、「仕方がないとは思うが、政府の呼びかけから時間がなかったので今回は利用することにした」と話し、「Go Toトラベル」を利用して東京に向かう札幌市の20代の女性は、「政府の言うことがころころ変わるので困惑する。『Go Toトラベル』をやるならやる、やらないならやらないではっきりさせてほしい」と話していました。
今回の呼びかけは「Go Toトラベル」の利用を控えてほしいというものですが、これを利用しないような近場の旅行についても影響が懸念されています。
道内有数の観光地、小樽市では、隣接する札幌市から訪れる観光客は少なくないとみられていて、市は、ホテルや土産物店などの売り上げに影響が出るのではと懸念しています。
小樽市が先週25日に発表した、ことし4月から9月までの「観光の入り込み客数」によりますと、道内の観光客は90万人あまりと前の年に比べて、42.4%にとどまっています。
このうち隣接する札幌市からの観光客の割合については統計では出していないものの、市は少なくないとみていて、今回の札幌市に居住する人を対象とした「Go Toトラベル」の利用を控える呼びかけで、ホテルや土産物店などの売り上げに影響が出るのではないかと懸念しています。
小樽市観光振興室の中村寿春主幹は、「札幌市民のみなさんは立地的に快速電車や高速道路で手軽に来られる近くの観光地として小樽を周遊してくれていて、その数は少なくないと思っている。その札幌市民が来られなくなるということは、宿泊業や飲食業、お土産ものなどの小売店など、さまざまな業種に影響が出て、非常に厳しい状況になる可能性がある」と話していました。
その一方で、札幌市が「Go Toトラベル」の対象地域から除外されたことを受けて、札幌市で予定していた宿泊を小樽市での宿泊に振り替える人も出ているということです。
札幌市の観光業の関係者は、こうした「振り替え予約」が小樽市だけでなく、旭川市のホテルなどでもすでに起きていると話しています。
また、札幌市内の旅行会社によりますと、「札幌に行けなくても、北海道を旅行したいという人は多い。本州からの観光客については札幌に近い小樽市などへ宿泊を振り替えることで需要が高まる可能性がある」と話していました。
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November 30, 2020 at 04:36PM
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札幌発自粛 旅行者は近隣の町は|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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