新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響を受け、ホーチミン市で活動する中小規模の旅行会社の90％が窮地に追い込まれ、臨時休業を余儀なくされている。同市観光局が明らかにした。
一方、大手旅行会社は従業員に対し、無給休暇や給与削減などで対応している。
旅行会社各社の1-2月期の利用客数と売上高は前年同期と比べて▲50～60％減少した。3月に入ってからは状況がさらに深刻化し、いずれも前年同月と比べて▲95～100％減少したところもある。
この背景には、ベトナムにとって最も重要なインバウンド市場となっている中国と韓国の2か国で新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し海外旅行需要が急減したことや、ベトナム政府が3月15日より全ての外国人に対する到着ビザ発給を一時停止し、さらに3月22日より全ての外国人のベトナム入国を一時停止していることがある。
これらの措置は観光業に大きな打撃を与えており、旅行会社にとって4月以降は一層厳しい状況になるものと見込まれる。
なお、文化スポーツ観光省はグエン・スアン・フック首相に対し、新型コロナウイルス感染症で特に大きな打撃を受けている観光業の企業への支援策として、法人税・付加価値税(VAT)を半減するよう提案している。
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April 13, 2020 at 01:38PM
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ホーチミン：中小規模の旅行会社の90％が臨時休業、新型コロナで［経済］ - VIETJOベトナムニュース
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